★もくじ★

①今回のUC診察結果
 ・診察結果まとめ(炎症値(CRP値)、大腸カメラ、アザニンの副作用)
 ・大腸カメラで見た腸の様子
 ・妊活について
②ステロイドと生理
③アザニンと妊活
④今後について



①今回のUC診察結果

前回のUC治療経過報告(寛解状態突入)から約3か月。体感的には変わらずいい腸子をキープできていて、下痢などの困った症状もない状態です^^

改めて現在の治療は・・・

アザニン(免疫調整剤) 100mg/day
アサコール(腸の炎症を抑える) 3600mg/day
ミヤBM(整腸剤) 3錠/day

です。


※これまでのUC治療経歴の記事はコチラ↓



●診察結果まとめ

・炎症値(CRP値):問題なし
・大腸カメラ:内視鏡的にも寛解!
・アザニンの副作用:好中球が下がり気味

このような結果でした!ということで、

⇒しばらくは現状の治療を維持し、好中球が下がりすぎたら減薬を検討する

となりました。
※好中球:白血球の一種。全白血球中の45〜75%を占め、感染症から体を守る重要な役割を持つ。



●大腸カメラで見た腸の様子

この診察の2週間前、8か月振りに大腸カメラを受けました。内視鏡で見ても「寛解」と言えるかどうか確認のためです。
その時の画像と、8か月前(再燃中)のものを比較してみましたが違いは歴然!
8ヶ月前は直腸より奥にびらんや潰瘍が見られていましたが、今回は腸壁全体が「うっすらと血管が見えるいい状態」に。
「あ、これは傷跡ですね」と主治医が見せてくれた画像は、腸の奥の方。なんと、過去に潰瘍ができた部分が「傷跡」となって腸壁にその歴史を刻んでおりました。

皮膚に傷跡が残るのと同じように、腸にも傷が残るのか~と興味深く画像をのぞき込んでしまいました。
傷だらけになりながらも頑張ってくれている私の腸、なんだか愛おしく感じられます(笑)
※ちなみに今回の検査では、初めて別の下剤にチャレンジ!「下剤のみ比べ」記事を後日書きます(°▽°)

ということで、内視鏡的にも寛解というお墨付きが付きました◎



②ステロイドと生理

実はUC寛解導入のための治療で「無月経」や「酷い月経不順」になっていました。
2021年7月~11月までの間にステロイドを使っていましたが、その間ほとんど生理が来ませんでした。
ステロイドの副作用として「生理が止まる」「不順になる」といった症状が出る人は割と多いようです。

これまで何度かステロイドを使って生理が止まってしまった経験はあります。もしやと念の為妊娠検査をしたこともあるほど…笑
しかし妊活が視野に入り、万が一無月経や不順の原因がステロイドでなかったら…と思うと心配だったので、UC主治医から婦人科に回していただきました。

後日、人生初の婦人科を受診。触診・エコー・子宮頸がんの検査を受けました。
結果は「問題なし!」
生理が止まったのはやはりステロイドが原因と思われる、とのことでした。念のため今後基礎体温を記録し、排卵の有無を確認していきます。
ちなみに私は圧倒的に経血が少なく、生理期間も短い人です。「これ本当に生理か・・?」と思われるほどで終わってしまうことも(;^ω^)しかし医学的には排卵さえされていればそれでも問題は無い、と言われてしまいました。
とにかく毎日しっかり体温を測り、排卵の有無を調査していきます!

測った記録は速攻スマホのアプリで記録。簡単にグラフ化もしてくれたりと、便利な時代ですね


③アザニンと妊活

「ところで妊活はどうしますか?」
と主治医に不意に聞いかれ、少々まごつく私。
腸の状態としては、いつでも妊活をスタートしていい状態だそうです(^ω^)
今すぐに始める予定ではないですが、その状態に持ち込めたことは嬉しいですね♪

現在私が使用しているUC治療薬、「アザチオプリン」(商品名「アザニン」、「イムラン」)はこれまで妊婦の使用は禁止とされていました。
なぜなら「非臨床試験において催奇形性に加えて遺伝毒性が認められている」(=動物試験やったら胎児に奇形が発生したり、遺伝子が傷ついて先天性の障害が発生した事例がある)ためです。

しかし「治療上の有益性が(胎児の奇形等の発生率が上昇するという)危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する」ようにしようと、ガイドラインが見直されました。
(参考:厚生労働省 『アザチオプリンの調査結果報告書(PDF:2,337KB)』)
私の場合、これに該当することになりそうですね。

つまり、

「赤ちゃんに奇形や疾患が生じるリスク」よりも「アザチオプリンの減薬や断薬によって潰瘍性大腸炎が再燃するのを防ぐ」ことの方が優先

ということです。
お母さんの身体が安定していることが何より安全な妊娠・出産につながりますからね。

私の場合、これまであらゆる治療を試してもなかなか寛解させることが出来なかった中、やっとハマった治療法が「アザチオプリン」だったので、「コレは当分切れないねぇ~」と主治医からも念押しされてしまいました。



④今後について

無事寛解が維持できているということで一安心。今はありがたいことに休職を続けられる環境なので、もうしばし慎重に体の様子を見て寛解をキープしていく予定です。
今年中には妊活もスタートしたいので、再燃はなんとしても避けたいですからね・・!本格的に妊活を始めるまでまだ時間はあるので、アザチオプリンと妊娠・出産に関する情報をもう少し集めていこうかなと思っています。
あ、闘病マンガ執筆も再開してまーす!笑

ということで、闘病マンガやその他の記事もゆるりと更新していきます。少しでもどなたかのご参考になれば^^

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