《前回のおはなし》
2リットルの下剤を飲みきり、穴の空いたパンツを履いて受けた大腸カメラの検査は、麻酔の効果を1ミリも感じられないほどの痛みとの戦いだった!23歳の女子のものとは思えない呻き声をあげながらも何とか耐えきり、検査は終了。いよいよ、下痢や血便の症状の原因が判明する!
あとがき
楽観的と言えば楽観的なんでしょうか、「難病」と言われてもそこまで落ち込む事のなかった当時の私。幸い初めて処方された「アサコール」(日経メディカル|処方薬辞典)がよく効いて、すっかり症状が落ちついたのもあって結構のんきでした。「根本的な治療法はない」とありましたが、薬が効くなら大した事ない、と。
ということで、「世界は腸を中心にまわってる」第1章は終わりです。10年ぶりくらいにマンガを描いてみて、楽しい反面難しさを痛感。もっと伝わりやすく、楽しい漫画を描けるように精進です。
さて、次章はわたくしなななの20代半ば以降のお話です。薬も効いて、再び平穏な日常を取り戻したと思っていた私の腸に忍び寄る再燃の影…まさか、そんな大変なことになるなんて!この時の私が想像もできない未来が待ち受けているのでした。よろしければ第2章「20代半ばで死にかけた件」もお楽しみください( ^ω^ )