《前回のおはなし》
絶大な効き目だった「アサコール」では腸の炎症が治らなくなってしまった ななな。下痢に下血にと1日に30回もトイレに通い、貧血や胃痛とも戦う生活は「腸を中心にまわっている」状態だった。仕事の長期休暇まで残すところわずかの中、新たな「注腸薬」よる治療もスタート。その効果はいかに?!
あとがき
アサコールから切り替えたのは「ペンタサ注腸」。腸の炎症を抑える「メサラジン」という成分はアサコールと同じものですが、直接大腸に注入して薬剤を吸収させるため効果が現れやすい人もいるようです。ところがこの「注腸」作業が手強い…!1度に100mlの液薬を注入しなければならず、部屋でひとり尻の穴を探りながら「一生これを続けるかもしれないのか」と考えると少し虚しくなりました(⌒-⌒; )一人でできない場合は家族などに頼ることも推奨されてしますが、私は「やって」とは言えなかったです…!朝、夕2回の注腸作業は、心身ともに負担が多いというのが正直な感想でした。
また、なんとか薬を注入できてもそれを体内に保っていないとあまり効果が期待できませんよね。数週間使っても効果が現れなかったのは当然かもしれません。
ということで注腸薬も効果がなく、ヘロヘロになりつつ意地で仕事を勤め上げたななな。やっと40日の長期休暇で療養することができる…!その期間でなんとか寛解へと持ち込もうとしていたものの、更なる試練が待ち受けているのであった…!!